オメガライナー工法

形状記憶材料を使用し、耐震性を備えた管更生工法
オメガライナー工法

概要

老朽管を安全、確実に、強固な新生塩ビ管路に更生します。オメガライナーは材料に形状記憶を用いた熱可塑性のΩ型塩化ビニル材であり、蒸気加熱のみにより円形へ復元を致します、化学反応による含浸材を使用しない材料により高い品質と安全性を確保し、下水道本管、取付管とトータル更生も可能です。

日本SPR工法協会ホームページ
http://www.spr.gr.jp/

特徴

●【化学反応に頼らない安定した品質】
工場で厳重に管理された状態で製造された塩ビ性オメガライナーは蒸気による加熱のみで円形に復元します。

●【強度・耐久性・耐食性・水理性に優れる「地盤変化の変位に追随する」】※1
円形復元した更生管は扁平強度規格など日本下水道協会の設計指針に準拠した自立管※2です。

※1 地震時に想定される動的曲げに追随します。
※2 オメガライナーR( I )の場合

劣化度合いに応じて、3種類のオメガライナーを選択出来ます。

オメガライナーR (Ⅰ) (自立管タイプ)
自立埋設強度を持ち、更生管単体でも土圧に耐えるため、既設管の損傷の程度にかかわらず全く新しい強固な管路として復元させることができます。

オメガライナーR (Ⅱ) (二重構造管タイプ)
腐食やクラック等により、既設管きょ損傷状態にあるが、既設管きょの残存強度をある程度期待できる割合に使用します。
更生管が既設管に内接して、既設管と共に外力を負担し、土圧などの外力に耐えます。

オメガライナーLn (ライニングタイプ)
既設管の損傷度合いが比較的軽く、既設管が土圧を負担できる場合に使用します。
地下水に対する体外水圧強度は確保しており、地下水位が高く、更生管に地下水圧が直接かかっても問題ありません。

既設管の曲がりや段差にシワなく追従

取付管屈曲部の仕上状況

本管更生完了

取付管接合用サドル

ホーム > インフラ管理分野 > 耐震化・老朽化対策事業 > オメガライナー工法