温泉熱交換方式融雪施設

温泉の熱を無駄なく利用する
温泉熱交換方式融雪施設

【熱交換器利用タイプ】

概要

熱交換器により、温泉の熱を循環水に伝えて加熱し、舗装を温めて融雪及び凍結防止を行います。

特徴

温泉排湯を有効利用した環境に優しい融雪システムです。
温泉の温度や流量によっては、非常に高い融雪能力を発揮します。

事例紹介

車道の融雪状況
(栃木県那須町)

道の融雪状況
(新潟県津南町押付 国道405号)

【ヒートパイプ利用タイプ】

概要

路面に埋設したヒートパイプの一端を温泉排湯で加熱し、融雪及び凍結防止を行います。ヒートパイプを加熱する方法には、側溝型とヘッダー管型があり、側溝型では側溝の底部にヒートパイプを配置して熱交換をおこない、ヘッダー管型ではヒートパイプを差し込んだヘッダー管に温泉排湯を通水し熱交換を行います。


側溝型


ヘッダー管型

特徴

温泉排湯を有効利用した環境に優しい融雪システムです。
温泉排湯を放熱管に通さないので、目詰まりや腐食の心配がありません。

事例紹介

ヘッダー管型による施工状況(北海道小清水町)

関連項目(リンク)

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