ポンプの隙間から井戸の状態をしっかりキャッチ
小型井戸カメラ調査
概要
従来、井戸に揚砂などの問題が発生した場合、安価に調査し修繕計画を行うことは困難でした。当社はこの点に着目し、外径わずか23mmの小型カメラを開発しました（国土交通省北陸技術事務所との共同開発）。これにより、深度100ｍまでの井戸であれば、ポンプを引き上げるなど大掛かりな作業を行わなくても井戸内の様子をカメラで点検することが可能になり、スピーディーな井戸診断ができるようになりました。
特徴
小型で軽量・点検作業が手軽にできる
本カメラは通常の井戸カメラと違い、本体は写真のセットのみと小外径かつ軽量。だから、緊急の点検や定期的な点検にも大掛かりなポンプの引き上げ等を行う必要がありません。
小型井戸カメラと本体のセット
23mmの口径だから隙間から挿入可能
フォーカス機能で画像も明瞭
井戸の隙間の間隔は井戸によって異なり、井戸孔壁までの距離が安定しないもの。当社の小型カメラは側視画像にフォーカス機能が付いていて、その点もしっかりフォロー。写真のように井戸内部の状態をくっきりと撮影することが可能です。
ストレーナの目詰まりが一目瞭然
接続部の穴あき状況