重さで沈むブロックの不思議

2019.7.18


本工事での集水井は、ブロックを積んで作っていきます。前半戦(39m中20m)は

①ブロックを2or3段積む

②鉄筋とセメントミルクで固める

③落としたい高さを掘って、落とす(ブロックの重さで沈める)

の繰り返しで施工を進める【自沈(じちん)工法】で行いました。巨大なブロックを筒状に積んだものを掘って落とす…? 実際に見てみないと、想像がつかないかもしれません。ブロックがガタガタにならないのか、傾かないのか、落ちすぎないのか、気になりますよね。

そこで、職人技の出番です。

掘り進め方、積み方、地質の状況に細心の注意を払いながら、施工を進めていきます。

写真の通り、ストン!と落ちるというよりは、じわじわと落ちていくのが特徴です。休み時間に和気あいあいとおしゃべりをしているようで、過去の経験から今回どうするのか話し合っている場面をよく見かけます。

今回の自沈工法は無事完了いたしました。作業員さんに感謝です!

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