Soil and rock testing
調査・解析・施工・維持管理までトータルにあらゆる地盤の問題に対応すべく土質試験を実施します。
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土質試験センターはTellus Labへ 室内試験の遠隔監視 室内安定化試験・配合試験・岩石試験・化学試験 土質試験用試料の採取について 対応試験一覧 | Tellus Labの特長 室内物理試験・力学試験 現場試験 施設の紹介 案内図・お問合せ先 |
令和7年3月に移転新設し、施設名称を「(株)興和 土質試験センター」から「(株)興和 Tellus Lab」に変更しました。Tellusは旧ラテン語で「大地」を意味し、土質試験をさらに広い視野で臨む意味を込めました。 |
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地震が多い我が国では地震時における地盤や土構造物の挙動や安定性を調べることが重要です。繰返し三軸試験装置では、液状化予測で必要となる液状化強度比を求める液状化試験や、耐震設計で用いられる等価ヤング率や履歴減衰率を求める動的変形特性試験が可能です。 |
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四連三軸試験装置を入れ替えました。圧密過程からせん断過程へ自動で移行する等、試験の全過程を自動運転で行えるため、試験工程に休日や夜間が入っていても試験を行えます。また、試験結果の個人差を最小限に抑えることができます。 | ![]() |
建設発生土の再利用は資源の有効利用、循環型社会の構築に寄与します。土質改良は建設発生土の再利用のために有効な手法の1つです。配合試験は最適な改良材と添加量を決定するために必要です。 |
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圧密特性を求めるために通常行われる「段階載荷による圧密試験」は、試験日数が8日~2週間程度と長期間かかりますが、「定ひずみ速度載荷による圧密試験」では2~4日程度で試験を終了でき、試験時間を短縮できます。 |
ボーリングコアやブロックサンプリング等で採取した岩石を対象に試験を行います。 ![]() |
室内土質試験に関する講習会を実施しております。講習内容は、土質試験の基礎、試験機器の説明から手順の解説、試験の体験を基本とし、それ以外にも対応致します。また、2階講義室は、会議、研修、セミナー等にご利用いただけます。お問い合わせください。 |
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Web会議サービス「ZOOM」を使用しますので、ネットにつながるパソコンやスマさえあれば、それ以外に特別な機材等をご用意頂く必要はありません。「ZOOM」によるWeb会議と同じですので、立会者が複数の場所であっても、参加できます。参加される皆様には、事前にこちらからURLをお送り致しますので、そこから参加して頂きます。試験結果グラフと供試体の状況がリアルタイムで確認できます。ZOOMにより、会話ができますので、供試体の拡大を見たい等の要望にお応えできます。 | ![]() |
<物理試験> | 物理試験は、土の状態を求めたり、土の分類特性を調べたりする試験であり、土質試験において欠かすことのできない試験項目です。 |
土粒子の密度試験(JIS A 1202)
土粒子部分のみの単位体積質量を求める試験になります。 |
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含水比試験(JIS A 1203)
地盤材料は含水比の大小により強度特性や締固め特性が変化するため、それを把握することは重要です。 |
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粒度試験(JIS A 1204)
―ふるい分析,沈降分析,細粒分含有率試験(JIS A 1223),石分を含む粒度試験(JGS 0132)
液性限界・塑性限界試験(JIS A 1205)
土の湿潤密度試験(JIS A 1225)―ノギス法,パラフィン法
土の湿潤密度は、土全体の単位体積質量であり、自立する塊状の土を対象とし、その体積と質量を測定して求めます。また、湿潤密度を重量で表した湿潤単位体積重量は、斜面安定,土圧,支持力,圧密沈下検討時の土被り圧の算出などに利用されます。 |
その他 : 砂の最大密度・最小密度試験(JIS A 1224)、土の保水性試験(pF試験)(JGS 0151)
<力学試験> | 力学試験は、土の強さや透水性、圧縮性などの力学的性質を求める試験です。各種試験結果は、構造物を設計、施工する際に土質定数として利用されるため、室内試験には正確性が求められます。テルースラボでは、一般的な力学試験の他に、繰返し三軸試験,定ひずみ圧密試験が実施できるので、より詳細な土質特性を調べることができます。 |
一軸圧縮試験(JIS A 1216)
一軸圧縮試験は、自立する供試体に対して拘束圧が作用しない状態で圧縮する試験です。自然地盤からサンプリングした乱れの少ない粘性土試料に対して一軸圧縮強さを調べ、その試料の地盤状態での非排水せん断強さを推定することが主な目的です。 |
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三軸圧縮試験
非圧密非排水(UU)(JGS 0521)・圧密非排水(CU)(JGS 0522)
圧密非排水(CUB)(JGS 0523)・ 圧密排水(CD)(JGS 0524)
三軸圧縮試験は、供試体の側面をゴムスリーブで覆い、セル(三軸圧力室)に水を入れて拘束圧を与えながら圧縮する試験です。三軸圧縮試験では、供試体を圧密するか、圧縮時に排水を許すか、間隙水圧を測定するかの組合わせにより4種類の試験条件があります。 |
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※そのほか、簡易CU試験、K0試験,CRU試験等の試験にも対応します。
繰返し三軸試験
土の繰返し非排水三軸試験(液状化試験)(JGS 0541)
地盤材料の変形特性を求めるための繰返し三軸試験(動的変形特性試験)(JGS 0542)
地震が多い我が国では地震時における地盤や土構造物の挙動や安定性を調べることが重要です。繰返し三軸試験装置では、液状化予測で必要となる液状化強度比を求める液状化試験や、耐震設計で用いられる等価ヤング率や履歴減衰率を求める動的変形特性試験が可能です。 |
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段階載荷による圧密試験(JIS A 1217)
圧密試験は、乱れの少ない試料を用いて、地盤の圧密沈下量や沈下時間の推定に必要な圧縮性と圧密速度などの圧密定数および圧密降伏応力を求める試験です。 |
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透水試験(JIS A 1218)
透水試験は主に締固めた試料の飽和状態における透水係数を求める試験です。また、サンプリング試料を用いた透水試験にも対応します。 |
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その他 : 一面せん断試験(JGS 0560,0561)
一面せん断試験は、上下に分かれたせん断箱に供試体を入れて、垂直応力σを載荷させた状態で可動箱を水平に移動させることでせん断応力τを与え、せん断させる試験。a)定体積試験:垂直応力σを変化させることで供試体の体積を一定に保った状態でせん断する試験。b)定圧試験:垂直応力σを一定にしてせん断する試験。 |
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安定化試験
突固めによる土の締固め試験(JIS A 1210)
締固めた土のコーン指数試験(JIS A 1228)
CBR試験(JIS A 1211)
突固めによる土の締固め試験,締固めた土のコーン指数試験,CBR試験などの安定化試験は、盛土材料や建設発生土等を対象に実施され、盛土の品質管理や建設発生土の土質区分,アスファルト舗装の構造設計など、様々な場面で必要となる試験です。 |
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配合試験
安定処理土の供試体作製方法(JGS 0811,0812,0821)
セメント系固化材による改良体の強さ試験(JCAS L-01)
安定処理土の一軸圧縮試験
安定処理土のCBR試験
六価クロム溶出試験(環境庁告示第46号)
地盤改良工事の施工に先立って、現場の土質に適した固化材の選定と配合量の決定をする必要があります。配合試験は、セメント系固化材等で土を安定処理した際の強度と添加量の関係を把握することを目的とします。 |
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岩石試験・骨材試験
岩石の一軸圧縮試験(JGS 2521)
岩石の密度試験(JGS 2132)
岩石の吸水膨張試験(JGS 2121)
岩石のスレーキング試験(JGS 2124)
岩石の弾性波速度計測(超音波速度測定)(JGS 2564)
破砕性判定のための岩石の破砕試験(NEXCO試験法)
乾湿繰返しによる岩石の吸水率試験(NEXCO試験法)
岩石の浸水崩壊度試験(NEXCO試験法)
ボーリングコアやブロックサンプリング等で採取した岩石を対象に試験を行います。 |
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化学試験
土懸濁液のpH試験(JGS 0211)
土懸濁液の電気伝導率試験(JGS 0212)
土の水溶性成分含有量試験(JGS 0241)
土の強熱減量試験(JIS A 1226)
土の陽イオン交換容量(CEC)試験(JGS 0261)
平板載荷試験(JGS 1521)
道路の平板載荷試験(JIS A 1215)
平板載荷試験は、荷重の大きさと載荷板の沈下量との関係から地盤の支持特性や変形特性を求める試験です。試験方法は2種類あり、構造物基礎の支持力を調べる「平板載荷試験」と道路や滑走路の品質管理に用いられる「道路の平板載荷試験」があります。試験には、バックホウなどの反力が必要となるため、現場条件について事前に聞き取りをいたします。 |
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現場CBR試験(JIS A 1222)
現場CBR試験は現場における路床や路盤での支持力を直接測定する試験です。試験にはバックホウなどの反力が必要になります。 |
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現場密度試験
―砂置換法(JIS A 1214),突き砂法(JGS 1611),水置換法(JGS 1612),コアカッター法(JGS 1613)
現場密度試験は、主に道路や堤防などの盛土に対して行われ、締固め度の確認などに利用されます。試験方法には、砂置換法、突き砂法、水置換法、コアカッター法などがあります。 |
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締め固めた地盤の透水試験(盛土の現地透水試験)(JGS 1316)
締め固めた地盤の透水係数を原位置において求める試験です。結果は、ロックフィルダムのコアの品質管理,河川堤防,農業用ため池の堤防の遮水性や品質管理に用いられます。 |
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河床材料調査(面積格子法,線格子法,容積法,採泥器,柱状採泥)
テルースラボでは、国土交通省発注の河床材料調査について複数の業務実績があります。 |
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試料採取について、「土層が複数あり専門的な判断が必要」,「人手が足りない」などの場合には、職員が現場に行き試料採取~試験実施まで一貫して対応いたします。
依頼者が試料採取~運搬をする場合について
①内側にビニール袋をセットした土のう袋に試料を入れます。含水比の変化を防ぐために破れにくい「厚手のビニール袋」の使用をお勧めします。採取後は袋の口をビニールテープ等で閉じてください。
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②一般的な材料試験に必要な試料量の例を以下の表に示します。
注)試料量は土質状況,試験項目,結果の利用目的等により異なります。必要な試料量は、試験内容を精査した上でご提示いたします。
試験項目 | 粘性土,細かい砂質土 | 礫混じり土,砂礫 (最大粒径37.5mm程度) |
物理試験一式 | 0.3~1kg | 3~10kg |
突固めによる土の締固め試験 | 25kg | 50kg |
CBR試験(設計CBR) | 20kg | 20kg |
土の透水試験 | 5kg | 10kg |
締固めた土のコーン指数試験 | 10~15kg (粒径4.75mm以下) |
③テルースラボでは、乱れの少ない試料の運搬に用いる専用の運搬箱の貸与が可能です。お気軽にお問い合わせください。
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サンプリングチューブ運搬箱 (発泡ウレタン張り) |
ラップ試料運搬箱 (発泡ウレタン張り) |
サンドサンプラー運搬箱 (保冷箱) (発泡スチロール張り) |
・シンウォールサンプリング等のサンプリングチューブ試料の運搬に用います。 | ・乱れの少ない試料や岩石試料の運搬に用います。 | ・乱れの少ない砂質土などの凍結試料の運搬に用います。 |
1) 施設名称 | 興和テルースラボ |
2) 住 所 | 新潟市西区小新流通東5番地 |
3) 電話番号 | 025-281-5135 |
4) FAX番号 | 025-281-0258 |
5) 竣 工 | 2025年2月10日 |
6) 敷地面積 | 293 m2 |
7) 建物面積 | テルースラボ2階建て 221 m2、倉庫棟平屋建て 293 m2 |
8) 地盤改良 | 柱状改良 : 改良長10m,改良径800mm,杭間隔1.9m,杭本数238本、表層改良 : 層厚1.0m |
9) 設 備 | 地中熱エアコン,太陽光発電システム |
10) 設 計 | (株)ナガワ |
11) 施 工 | (株)福田組 |
地中熱エアコン 再生可能エネルギーを効率よく使用でき、CO2排出量を大幅に低減できる。
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![]() 地中熱・空気熱ハイブリッドエアコン |
太陽光発電・蓄電池 停電時、蓄電池を使用し、計測データを途切れなく収録可能。 |
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![]() 太陽光発電システム |
オール電化 | |
![]() 電気量の「見える化」 |
テルースラボ1階
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テルースラボ2階
講義室
対応室内試験一覧
区分 | 試験名 | 規格・基準番号 | |
物理試験 | 土粒子の密度試験 | JIS A 1202 | |
土の含水比試験 | JIS A 1203 | ||
土の粒度試験(ふるい分析,沈降分析) | JIS A 1204 | ||
土の液性限界・塑性限界試験 | JIS A 1205 | ||
土の保水性試験 | JGS 0151 | ||
土の湿潤密度試験 | JIS A 1225 | ||
砂の最小密度・最大密度試験 | JIS A 1224 | ||
せん断試験 | 土の一面せん断試験 | 圧密定体積 | JGS 0560 |
圧密定圧 | JGS 0561 | ||
土の一軸圧縮試験 | JIS A 1216 | ||
土の圧密試験 | 段階載荷 | JIS A 1217 | |
定ひずみ速度載荷 | JIS A 1227 | ||
土の透水試験 | 定水位法 | JIS A 1218 | |
変水位法 | |||
土の三軸圧縮試験※ | 非圧密非排水(UU) | JGS 0521 | |
圧密非排水(CU) | JGS 0522 | ||
圧密非排水(CUB) | JGS 0523 | ||
圧密排水(CD) | JGS 0524 | ||
※簡易CU試験,K0試験,CRU試験等の特殊な三軸試験にも対応します。 | |||
土の繰返し非排水三軸試験(液状化試験) | JGS 0541 | ||
地盤材料の変形特性を求めるための繰返し三軸試験 (動的変形特性試験) |
JGS 0542 | ||
圧密試験 | 土の圧密試験 | 段階載荷 | JIS A 1217 |
定ひずみ速度載荷 | JS A 1227 | ||
透水試験 | 土の透水試験 | 定水位法 | JIS A 1218 |
変水位法 | |||
安定化試験 | 突固めによる土の締固め試験 | JIS A 1210 | |
締固めた土のコーン指数試験 | JIS A 1228 | ||
配合試験 | 配合一軸、三軸圧縮試験 | ||
配合コーン指数、CBR試験 | |||
岩石試験 | 岩石の一軸圧縮試験 | JGS 2521 | |
岩石の密度試験 | JGS 2132 | ||
岩石の吸水膨張試験 | JGS 2121 | ||
岩石のスレーキング試験 | JGS 2124 | ||
岩石の弾性波速度計測(超音波速度測定) | JGS 2564 | ||
破砕性判定のための岩石の破砕試験 | NEXCO 109 | ||
乾湿繰返しによる岩石の吸水率試験 | NEXCO 111 | ||
岩石の浸水崩壊度試験 | NEXCO 722 | ||
化学試験 | 土懸濁液のpH試験 | JGS 0211 | |
土懸濁液の電気伝導率試験 | JGS 0212 | ||
土の水溶性成分含有量試験 | JGS 0241 | ||
土の強熱減量試験 | JIS A 1226 | ||
土の陽イオン交換容量(CEC)試験 | JGS 0261 |
対応現場試験一覧
試験名 | 規格・基準番号 | |
平板載荷試験 | JIS A 1521 | |
道路の平板載荷試験 | JIS A 1215 | |
現場CBR試験 | JIS A 1222 | |
現場密度試験 | 砂置換法 | JIS A 1214 |
突き砂法 | JGS 1611 | |
水置換法 | JGS1612 | |
コアカッター法 | JGS 1613 | |
締固めた地盤の透水試験(盛土の現地透水試験) | JGS 1316 | |
河床材料調査(面積格子法,線格子法,容積法,採泥器,柱状採泥) |
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